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バリアフリー

バリアフリーの狭小住宅の施工例

9坪の土地に建つバリアフリーの二世帯住宅(東京都新宿区)

バリアフリー1
引用元HP:匠陽公式HP
https://www.show-yo.com/sekou/renov13/

新宿にある9坪の狭小地に建てられた、バリアフリーの二世帯住宅。
玄関から屋内へと続く動線や浴室、トイレなどにつながる動線も段差を解消して、
引き戸で開け閉めが徹底されています。
また、階段には上下二段の手すりを設けた他、
キッチンにはイスと同じ高さの小上がりを設置して畳を敷くことで、
ちょっとした時に休めるスペースを確保しています。
小上がりの下が収納スペースなところも注目したいポイントです。

親世帯の住居を1階部分、子世帯の住居を2階部分として分けました。
さらに1階天井に格子やスリットを取り入れることで、
1階でも暗くならないように採光が計算されています。

バリアフリーの狭小住宅は可能なの?

狭小住宅をバリアフリー化することは、もちろん可能です。

狭小住宅では限られた土地のなかで生活空間をできるだけ多く確保するために、地下室を設けたり3階建てにしたりと、「上下の移動」が積極的に行われるといったイメージも持つ人もいるでしょう。高齢者や足が不自由な人にとって、段差を越える。階段を上り下りするといった動作は負担が大きく、時には転倒などの危険を伴うことも考えられます。

そのため、バリアフリーの狭小住宅を実現するためには、生活空間や快適性を確保しながらも、安全性にこだわった設計を行うことが必要なのです。

狭小住宅のバリアフリー化の一例

狭小住宅で取り入れられるバリアフリーのアイデアには、様々なものが挙げられます。

段差の解消

玄関や部屋と部屋をつなぐ部分の段差を解消することは、バリアフリー化の基本です。

狭小住宅では、採光を確保するために吹き抜けを活用したり、部屋の間仕切りを撤廃してワンルーム化したりすることも多く、スムーズに移動できるように広々とさせた動線が必要になるバリアフリー住宅との相性は、良いと言えるでしょう。

階段や段差を作らなければならない場合も、一段ごとの高さを低くして緩やかな段差を作ると、体への負担を和らげることが可能になります。

手すりの設置

階段やトイレ、浴室など、上り下りや座ったり立ったりといった動作が必要な場所には手すりを設置することも重要です。特に階段や廊下などの手すりの高さは、必ず使うであろう人の体格を考えて決めなければなりません。

もしも長身の父親と小柄な母親が同居しているような場合、それぞれの使いやすさを考えて、手すりを二段にするといったアイデアも検討できるでしょう。

生活動線をワンフロアに集める

親の寝室やキッチン、トイレや浴室など、生活に必要な機能をできるだけ1階に集中させることで、高齢者の体にかかる負担を軽減できます。また、子世帯の居住空間をまとめて上層階へ配置することで、二世帯住宅でもお互いのプライバシーを守れます。

ただし、土地の広さによっては、それぞれの部屋のスペースを十分に確保することが難しい場合もあるでしょう。そのような場合は、あえて仕切りのないワンルームにすることも視野に入れて、間取りを工夫することが必要です。

温度変化の少ない家

高齢者にとって、夏の暑さや冬の暑さはストレスになるだけでなく、時には命の危険を及ぼす原因にもなります。そのため、暗くなりがちな狭小住宅で採光を優先するあまり、断熱性をおろそかにしてしまうことはとても危険です。

また、脱衣所や浴室といった裸足で立つ場所の床材を、冷たさを感じにくい素材へと変更することもアイデアの1つです。

転倒しにくい床材を選ぶ

バリアフリー化で注目したい部分の1つが、床に使われる部材でしょう。

避けたいのは、滑りやすい床や硬い床です。高齢者の転倒リスクを高めたり、万が一の際に大けがを負う危険があったりと、あまり推奨できません。おすすめなのは温度変化が緩やかな床を選ぶこと。温度変化によるショックを防げます。

現在は、クッション性に優れた床材や滑りにくい床材など様々な種類があるので、家族に合うものを検討してみてください。

引き戸を使って間口を確保

バリアフリー化では引き戸を用いて、トイレや浴室の間口を広げることも大切です。

特に押して開けるような扉の場合は、扉の向こうで誰かが倒れるアクシデントが起きた際に迅速な救助ができないことも…。

また、お風呂場やトイレへ介助者が一緒に入れる程度の間口やスペースがあれば、介護・介助もラクになるでしょう。

ホームエレベーターの活用

例えば、1階部分にガレージを設けており、高齢者が上層階へ移動しなければならないような狭小住宅もあるでしょう。そのような時、階段を使わなくても移動できるホームエレベーターはとても便利です。ただし、エレベーターのサイズは車イス利用者でも使えるような、バリアフリーに対応しているものを選ぶようにしましょう。

バリアフリーの狭小住宅で注意すべきポイント

バリアフリーとは、単に手すりを付けたり段差を減らしたりするということではありません。バリアフリー化が必要なライフスタイルを想定して、様々な面から多角的に家全体の設計プランを考えることです。

バリアフリーの狭小住宅で長く暮らそう

どれだけ安全性が高くても、暮らしにくい設計だと、長く住むことは難しくなります。つまり、バリアフリーの狭小住宅で末永く暮らすなら、快適性と安全性の両方を考えることが欠かせません。

とはいえ、これまでバリアフリー住宅に暮らしたことがなければ、どのようなポイントに注意すべきか、なかなか素人では分かりにくいことも事実です。また、狭小住宅ならではの制限や問題などもあるでしょう。

そのため、バリアフリーの狭小住宅で長く快適に暮らすためには、経験豊富な専門家と相談しながら、自分たちのライフスタイルやニーズが十分に反映された設計プランを提案してもらうことが大切です。

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