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木造3階建ての狭小住宅を提供している晃栄ホームを紹介。費用を抑えられる理由や東京で建てられた施工例を集めました。
木のぬくもりを家のどこにいても感じられる木のやさしさがあふれる住まい。
敷地を最大限活用するために、デッドスペースをギリギリまで削り、収納として使えるようにしています。
場所…東京都北区
構造…木造(軸組工法)
延べ床面積…82.23㎡
私は声楽。家内はピアノ。娘はチェロを弾くため、音楽を楽しんでもご近所に迷惑をかけないデザインでお願いしました。
地下に防音設備を整備した部屋を作ってもらったので、音の漏れなどを気にする必要もありません。主寝室も地下に作り、外の雑音や騒音とは無縁の静かな時間を過ごせています。
外の光を取り込んでもらえるよう坪庭も作ってもらい、全体的に優雅な雰囲気を感じられる家になりました。
プライバシーを意識して、作り付けの机やベッドをうまく組み合わせた子供部屋を作ってもらいました。少し狭いですが、照明の配置を利用した明るい感じの個室になったと思います。
角地だったので3方向から採光を取り込めるような窓にし、玄関から家の中へ続くアプローチは黒い鏡面光沢タイル敷き。細長いスペースですが、まるでホテルの廊下のように仕上げて頂きました。
ロフト、床下収納、階段下、階段上部まで収納スペースをとってもらえました。
1階のダイニングキッチンは、壁の上下に細引き違いの窓をつけてもらったおかげで、かなり風通しが良く光も入ってきます。
道路に面していますが、高さのある窓で外の状況はまったく気にならず、気兼ねすることなく食事をとれます。
屋上で洗濯物を干したかったので、浴室を3階にしてもらいました。物干しや落下防止の手摺りも作ってもらえて良かったです。
寝室をリビングと同じフロアにし子供部屋を3階に配置、子供たちの外出や帰宅をしっかり確認できます。鉄骨階段にしたことで部屋も明るくなり、外壁もシンプルでスタイリッシュにまとめてもらえました。
道路に面しているため、防犯面を考えて外から見えない中庭にしてもらえました。浴室もガラス張りのドアを選びましたが、外部からは見えないようになっているため安心してリラックスできます。
夜は中庭でホームシアターもできるようになっていて、リビングが吹き抜けで開放的です。キッチンからリビングまでは広々した空間があり、まったく圧迫感はありません。
晃栄ホームの代表でもある建築士の黒沼和晃さん。大工からこの世界に入り黒沼工務店を立ち上げ、株式会社晃栄ホームにまで拡大させました。
経営者としての手腕と技術スキルを持ち合わせており、お客さん第1にコミュニケーションを図りながらデザインを作り上げていきます。
人気の設計士と連携したデザインは、見た目だけではなく耐久性にも優れ、こだわり抜いた発想と技でオリジナルの強みを余すところなく発揮させているでしょう。
デザインを重視しすぎて予算オーバーになる。逆に予算ばかりに注目して建売住宅のようになっては、オーダーメイドとして残念な結果に終わります。
そんな気持ちから、わかりやすい説明でお客さんと打ち合わせをし、予算や希望に合わせ細かい見積もりや設計を準備しています。また、営業や経理、現場監督と一緒になって、他では難しい狭小住宅を手がけています。
晃栄ホームは、大田区の工務店・株式会社晃栄ホームのハウスブランド。
設計事務所と施工会社がタッグを組んで「デザイナーズハウス1500」などに代表される、新しい家づくりのカタチを提案しています。
デザイナーズハウス1500とは、優れたデザイン性の狭小住宅をできるだけリーズナブルな価格で提供しようというコンセプトの商品。
具体的には、延床面積が80㎡ほどの木造3階建てのデザイナーズハウスを1,500万円(設計料・監理料は別)で提供しています。
建材や設備機器などの仕様をパターン化し、最短ルートで仕入れていることで価格に還元しているようです。
こうして、無理をせずともクオリティの高い注文住宅が建てられると、最近人気が出ています。
注文住宅の対応エリアは東京都、千葉県、神奈川県です。
人口が多く、狭小な土地になりやすい住宅地での施工を得意としているようです。
「道や間口が狭い」「土地の形状が変形している」そういった変形地であっても、確かな耐久性とライフスタイルに合わせた住み心地をベースに、土地を最大限活用可能なデザインを追求しています。
施工実績を見ても、直線を基調とした組み立てに対して卓抜とした外観。
木目調のもの、黒を中心にシックにまとめたものなど、これまでの知識と経験を集約させたデザインで閉塞感を感じさせない工夫が施されています。
周囲の建物の高さによっても変わってきますが、どんな条件でも光を取り込めるように窓やバルコニーをデザインしています。
単純に窓のサイズを大きくするだけでは、近隣から家の中が丸見え状態で住民のプライバシーがおざなりに。
さらに隣家と距離が近ければ問題になりかねないため、採光とプライバシー保護を両立させたレイアウトや空間に仕上げます。
天井から光が差し込む構造のリビング、リビングと繋がるデッキテラス、パンチングメタルを付けた窓など、太陽の光をうまく取り込む設計と明るいデザイン演出で、狭小住宅とは思えないくらい魅力的な家を作ります。
ロフトでスペースを生み出したり、地下にウォークインクローゼットを設けることで、限られた空間を無駄なく使えます。
子供の荷物に場所を取られる問題も、デッドスペースと組み合わせた収納空間を確保すればOK。
それぞれの個室もスキップフロアにして立体的な空間を作れば、必要な数も用意可能です。
施工実績の中には、16坪の敷地面積の中に二世帯住宅を建築したという例もあります。
一般的な部分には既製品の建材を使い、こだわりたいポイントでは、オリジナルのアイデア施工で狭小住宅の中に家族の希望を取り込みます。
コミュニケーションを取りやすいようにした、子供部屋からのスリット窓。趣味のバイクを直接入れることのできるガレージ。
施工主の数だけカスタマイズの事例も違い、クリニックやシェアハウスなどへも応用を利かせているでしょう。
晃栄ホームではSW工法(スーパーウォール工法)などを提案して、国のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に対応したデザインを心がけています。
太陽光発電で省エネに近づけるのではなく、狭小住宅だからこそできるアイデアを取り入れています。
会社名 | 株式会社晃栄ホーム |
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所在地 | 東京都大田区北馬込2-54-15 |
登録・許可 | 東京都知事許可(般-21)第132251号 |
2021年6/30時点でのGoogle検索「狭小住宅 東京」の上位表示10社のうち、狭小住宅(30坪(99.1736㎡)以下)の施工事例が30件以上ある会社を、検索上位順にピックアップ。
ホープスは独自のヒアリングとワークショップで理想を超える住まいを提案。SE構法を駆使して狭小住宅でも開放感と耐震性を実現し、技術力の高さでプレミアムパートナーに認定されています。設計から施工、保守管理まで一貫したサービスを提供しています。
ブリス/BLISSは、制約の多い狭小地でも遊び心ある家づくりを目指し、7つの住宅プランとインテリアサービスを提供。顧客とのしっかりした打ち合わせと柔軟な対応で、ローコストながら質の高い住宅を実現する会社です。
設計工房/Arch-Planning Atelierは、狭小住宅や変形地の設計を得意とし、採光と空間利用を最大化。耐震等級2以上の長期優良住宅設計と自然素材を使った健康配慮のある家づくりで、住む人の安全と快適性を追求します。
スモールハウスは、建築家選択から総合プロデュースを行い、顧客ニーズに合わせた家づくりをサポート。SE構法を用いた建設で、狭小地でも中庭やバルコニーを設け、ゆとりある空間を実現。土地探しから設計、工務店選びまで一貫して相談に応じています。
リバティホームは、一生に一度の家づくりを素敵なデザインで実現することがモットー。コンテストで磨かれたデザインスキルと50年以上の歴史を持ち、地域密着で借地や風の流れなどの細かい提案をしてくれる、経験豊富な建設会社です。