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狭小住宅の建築設計事務所フリーダムアーキテクツ(東京)で住まいを購入した施主の声を紹介。その評判と施工例を解説していきます。
黒のガルバリウム鋼板で覆われた外観の3階建て狭小住宅。一見、冷たい感じを受けますが、室内は木材を多用して温かみのある空間になっています。
場所…東京都渋谷区
構造…木造(在来軸組工法)
もともと建築学科を卒業して、建築関係の仕事をしていたので、住宅の設計図は自分で書くつもりでした。
妻にも自作の設計図をもとにプレゼンをして反応を見るなど、「マイホーム」に対するこだわりは強いほうだと思います。
そんなとき、たまたま当時借りていた賃貸物件の更新時期だったので、思い切ってマイホームを新築することにしたんです。
利便性や自然の豊かさから、新居を建てたい地域はすぐに決まりました。ただ、実際に土地探しをはじめると、理想とする住まいを実現するためには広い土地が必要で。
そうすると予算もかさむし、選べる土地の種類も限られてくるし、悩んでいたときにネットでフリーダムアーキテクツさんを知って、相談に行ったんです。そしたら、すぐに希望にかなう土地を紹介してもらえました。やっぱりプロは頼もしいですね。
デザイン面では、土間リビングにこだわっています。珍しいデザインなので担当の方にも驚かれましたが、こちらの要望を汲み取ってくれる一方、意見が食い違う部分もあって興味深かったです。
収納の数や屋根の形状などは、スケッチを片手にかなり話し込みました。こだわりが強い施主は嫌がられる場合もあると思いますが、こちらの意見を尊重しつつ、居住性を考えて真剣にアドバイスしてくれるので、満足しています。
家を建てるにあたって、「こういう家が欲しい」という具体的なテーマがありませんでした。
ただ、漠然とこれまで住んでいた家に対する不満点はあったので、あれこれ相談しながら決めていこうと複数の業者を回った結果、日当たりのよさや開放感のあるデザインに惹かれてフリーダムアーキテクツさんに決定。
あとは、実際に相談して際につくってもらったラフが、私達のイメージにマッチしていたのも大きな理由です。
間取りに関してはかなり悩みましたね。住宅雑誌を見て気に入ったものをどんどん取り入れていったので、設計や担当の方がその都度現実的な間取りになるよう調整してくれて助かりました。
2階のバルコニーも、最初はリビングにだけつなげる予定だったのですが、担当者さんの意見を聞いてお風呂場ともつなげることに。
夏場、子どもがバルコニーでプール遊びしたあとにそのままお風呂場へいけるので、本当にナイスアイデアでした。間取りやデザインを自由に設計できたので、フリーダムアーキテクツさんを選んでよかったです。
宇佐美氏は、フリーダムアーキテクツが誇るチーフプランナー。フリーダムアーキテクツに入社するまでに複数の設計事務所で経験を積んでおり、設計士として数多くのデザインを成功させています。女性目線で使いやすさとオシャレさを両立させるデザインに定評があり、細かい部分の使い勝手にも手を抜かない設計が持ち味です。
ここでは、チーフプランナーの宇佐美氏がどういった点にこだわって住宅の設計を行っているのか、いくつかポイントをご紹介します。
小さなお子さんがいるご家庭にとって、室内が壁で区切られていて視線が通りづらい住宅は不安が多いです。
そこで、デザインを設計する際はリビングやキッチンから視線が通る場所に子どもの遊び場を設けたり、吹き抜けやスキップフロアを採用したりすることで、家中に目が行き届くよう工夫しています。
設計の打ち合わせでは、キッチンの広さやデザイン、動線の構築に収納の高さなど、女性のほうが強いこだわりを持っているケースが少なくありません。ただ、具体的なメリット・デメリットや使い勝手まで理解していないと、後悔してしまう場合もあります。
そこで、女性ならではの目線やプロとしての実例紹介を通じて、各ご家庭のこだわりを最大限満たす「使える」デザインを提案しているようです。
フリーダムアーキテクツは、新築からリフォームまでさまざまな住宅設計を手がける設計事務所。関東でも日本橋・自由が丘・新宿など5つのオフィスを構え、各地域に根ざした住まいを提供しています。
実績の豊富さから、施主からの評判も上々のようです。
設計後は登録されている工務店に競争入札。登録工務店は営業経費が発生しないため、トータルでコストダウンを実現します。
また、資金計画や土地探しの相談、アフターサポートなどにも対応。総合不動産会社としての一面もある設計事務所です。
フリーダムアーキテクツは日本全国に営業所を構える独立系の設計事務所です。そのため広い範囲で対応可能です。
首都圏においては日本橋、自由が丘、新宿、横浜、千葉に営業所を構えており、迅速な対応が可能です。
「施主の希望を実現する自由度の高いデザインの提案力」を左右するのは、施工実績です。どれだけラフ画や書類上のデザインが得意でも、実際に住宅をつくってみるまで使い勝手のよさはわかりません。
ただ、デザインも施工も自社で行っている住宅会社の場合、1件1件の建築に時間がかかるため、アイディアを試行錯誤するほど実績を積むのが困難です。
その点、設計事務所であるフリーダムアーキテクツは、施工を提携業者に発注することで数多くの施工を実現。膨大な試行錯誤をしているからこそ、施主の希望に合わせて自由なデザインを提案できるのです。
関東を中心に大都市の住宅も手がけるフリーダムアーキテクツは、狭小住宅向きの空間デザインも得意としています。例えば、床の高さに変化をつけ、同じ階の中でも空間的な広がりを感じさせる「スキップフロア」もよく使われる技術のひとつです。
また、狭小住宅の場合、面積の狭さから窓を大きくしすぎると家の中が丸見えになってしまうという問題があります。一例をあげると、フリーダムアーキテクツでは家をコの字型にして、中央の中庭部分に大きな開口部を取ることでプライバシーと採光性を確保。
広さの立地の関係から限られたデザインしか選べない狭小住宅でも、デザインと使い勝手の良さを両立させてくれるのです。
狭小住宅のデザインづくりでは、施主が抱いている理想やイメージを汲み取って、具体的なイメージに仕上げるという能力が求められます。どれだけ優れたデザインであっても、施工会社側が一方的に押し付けたものでは意味がありません。
だからこそ、フリーダムアーキテクツでは施主とのカウンセリングを重視しています。住宅の具体的なイメージを持っていない相手であっても、反応を伺い、現実的なデザインを紹介しながらすり合わせてくれるため、「事前のイメージと違った」と後悔する心配がありません。
狭小住宅のノウハウを知り尽くしているフリーダムアーキテクツは、新築の設計だけでなくリノベーションやリフォームのデザインも得意です。家は一生物の買い物といわれますが、それぞれが求める住宅の問題点は実際に住んでみるまでわかりません。
これまでの生活で感じた住宅の不満点を聞き取り、将来の人生設計や予算に合わせて、住む人目線の設計をしてくれます。
会社名 | フリーダムアーキテクツデザイン株式会社 |
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所在地 | 【日本橋スタジオ】東京都中央区東日本橋3-3-17 RE-KNOW東日本橋1F |
登録・許可 | 一級建築士事務所登録 東京都知事 50906号 一級建築士事務所登録 兵庫県知事 102090号 宅地建物取引業者 兵庫県知事(1)110865号 大阪府知事登録 (イ)第22525号 愛知県知事登録 (い-22)第12160号 千葉県知事登録 第1-1106-7502号 ※首都圏では上記以外に自由が丘、新宿、横浜、千葉にも事務所があります。 |
2021年6/30時点でのGoogle検索「狭小住宅 東京」の上位表示10社のうち、狭小住宅(30坪(99.1736㎡)以下)の施工事例が30件以上ある会社を、検索上位順にピックアップ。
ホープスは独自のヒアリングとワークショップで理想を超える住まいを提案。SE構法を駆使して狭小住宅でも開放感と耐震性を実現し、技術力の高さでプレミアムパートナーに認定されています。設計から施工、保守管理まで一貫したサービスを提供しています。
ブリス/BLISSは、制約の多い狭小地でも遊び心ある家づくりを目指し、7つの住宅プランとインテリアサービスを提供。顧客とのしっかりした打ち合わせと柔軟な対応で、ローコストながら質の高い住宅を実現する会社です。
設計工房/Arch-Planning Atelierは、狭小住宅や変形地の設計を得意とし、採光と空間利用を最大化。耐震等級2以上の長期優良住宅設計と自然素材を使った健康配慮のある家づくりで、住む人の安全と快適性を追求します。
スモールハウスは、建築家選択から総合プロデュースを行い、顧客ニーズに合わせた家づくりをサポート。SE構法を用いた建設で、狭小地でも中庭やバルコニーを設け、ゆとりある空間を実現。土地探しから設計、工務店選びまで一貫して相談に応じています。
リバティホームは、一生に一度の家づくりを素敵なデザインで実現することがモットー。コンテストで磨かれたデザインスキルと50年以上の歴史を持ち、地域密着で借地や風の流れなどの細かい提案をしてくれる、経験豊富な建設会社です。